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声を届けたい

第4章 思い出



『そう言えば…
幼稚園の時、守クンと結婚するってお母さん達に言ってたな…フフ』



懐かしい思い出にニヤついてしまう…




引っ越してからは手紙のやり取りもしたが…


中学二年の冬あたりから…

手紙が来なくなった…


最初は来ない手紙にヤキモキしたが…


部活や受験…で、だんだんと気にしなくなってしまった…



とうとう、
守クンの事も手紙の事も
記憶の隅の隅に追いやられた…





私って…
以外に薄情者かも…




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