テキストサイズ

声を届けたい

第9章 距離

プルル、プルル…


プッ…


【もしもし?】


あ…友チャン…


【あ…ひとチャン?】

『うん…守…クンは…』



【あっお兄ちゃんは……
今、寝てる!!!】


『えー?寝てるの?
昼だよ?ま〜日曜日だし…だらけるよね!
また、電話するよ…ごめんね』



【う…ん。電話あったの伝えとく…】


『ありがとう。またね、』



プッ…ツー、ツー…



間が気になったが…

…そんなものかな?と
携帯をポケットに入れた…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ