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声を届けたい

第16章 夜



その後…



私たちは会話のないまま…


高速道路をひたすら北に進んだ…




時折ナビを見ながら…
目的地に向かった…


私は…
行って…何になるのか…

行って…何を期待しているのか…


昏睡状態の守に…何をしたいのか…



何が出来るのか…




ただ…好きな人の…
そんな姿…見れるのか…



逆に…守は…私に見られたくないのでは…



長すぎる移動の時間を…
自問自答につかった…



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