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声を届けたい

第2章 机



手紙が来てから…


数日がたち…



私はすっかり

手紙の存在を忘れていた…


高校に入学して…

新しい生活に付いていくので忙しかった…


心も体も…
高校生になろうと…
少し無理をしていた……



守クンからの手紙は…

学校の教科書やプリント
部活の説明チラシの中に埋もれてしまっていた…




――――――…

『ただいま…疲れた…』


帰ってくると…
制服のままベッドに倒れる…


だらし無く制服を脱ぎ…


友達とメールをする…




自宅から少し離れた高校に合格したがため…


携帯を持つことを許された…


アドレスは…

両親と
両親の職場
学校
中学から一緒の友達
みゆきチャン

後は、クラスの気の合った女子…

メールは主にその娘らとする…



まだまだ、携帯初心者で…使いこなせていない…



しかし、いかにも女子高生って感じで憧れていた…





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