夜会で踊りましょ!!
第6章 柾季、色々考えます
「はー、肉食べたい…」
お風呂上り、髪を拭きながら自分の部屋に入る柾季。
充電完了の携帯をとって、ピクチャーを開く。
浴衣姿の写真をスライドさせる。
遥香。歩睦。そして、翼女ちゃん。
「かわいい…」
何枚も隠し撮りみたいに取った、翼女の写真を見ながら、ニヤニヤする柾季。
「どうしたら、もっと自然に…近づけるかなぁ……」
携帯の画面に顔を近づける柾季。
「ダメだ!煩悩排除!歩睦みたいに振舞わないと、せっかく話せる男友達の地位が崩れる」
顔のニヤケを両手で頬を叩いて、解除する柾季。
ピピッピピッ
いきなりの携帯が鳴り出した。
「わぁ!はい!」
柾季は名前も確認せず電話に出る。
「ワンコールで出た…ビックリだ…」
かけて来た相手は歩睦だ。声で分かる。
「今日はお疲れさん!」
「ああ、お疲れ。急に遥香に呼ばれて、大丈夫だったか?お爺ちゃん怖いんだろ!」
「見た目はな。でも大丈夫、遥香に呼ばれたって言えば丸く納まる」
柾季はベッドに腰掛ける。
「そうか…大丈夫そうでよかった!」
「大丈夫って爺さん?」
「柾季に決まってるだろ!落ち込んでないか心配した」
「うーん。今は落ち込んでる…」
「え?」
「晩飯。また魚だった…肉食いたい!」
ボフッとベッドにダイブする。
「なんだよ!話とび過ぎ!」
お風呂上り、髪を拭きながら自分の部屋に入る柾季。
充電完了の携帯をとって、ピクチャーを開く。
浴衣姿の写真をスライドさせる。
遥香。歩睦。そして、翼女ちゃん。
「かわいい…」
何枚も隠し撮りみたいに取った、翼女の写真を見ながら、ニヤニヤする柾季。
「どうしたら、もっと自然に…近づけるかなぁ……」
携帯の画面に顔を近づける柾季。
「ダメだ!煩悩排除!歩睦みたいに振舞わないと、せっかく話せる男友達の地位が崩れる」
顔のニヤケを両手で頬を叩いて、解除する柾季。
ピピッピピッ
いきなりの携帯が鳴り出した。
「わぁ!はい!」
柾季は名前も確認せず電話に出る。
「ワンコールで出た…ビックリだ…」
かけて来た相手は歩睦だ。声で分かる。
「今日はお疲れさん!」
「ああ、お疲れ。急に遥香に呼ばれて、大丈夫だったか?お爺ちゃん怖いんだろ!」
「見た目はな。でも大丈夫、遥香に呼ばれたって言えば丸く納まる」
柾季はベッドに腰掛ける。
「そうか…大丈夫そうでよかった!」
「大丈夫って爺さん?」
「柾季に決まってるだろ!落ち込んでないか心配した」
「うーん。今は落ち込んでる…」
「え?」
「晩飯。また魚だった…肉食いたい!」
ボフッとベッドにダイブする。
「なんだよ!話とび過ぎ!」