夜会で踊りましょ!!
第8章 浴衣は勝負服!
遥香は、色々な柄の反物を肩から下げ、話をしている。
柾季も、色々持ってきてもらう反物を広げて、眺めている。
「柾季!この色とかドウ?」
浴衣の反物を持って、にこやかな母。
「紺?地味だね…」
苦笑しか出来ない柾季。
「地味…そうね、せっかくだから色々挑戦!」
母が反物を色々出してもらっている。
「ねー柾季。黄色で攻めるのは?」
笑顔の遥香が綺麗な黄色の反物を持ってきて、柾季の肩にかける。
「きれいな黄色だとは、思うけど…」
乗り気のない返事をする柾季。
「柾季こう言う色…スキでしょ?」
遥香が残念そうに反物を巻き上げる。
「Tシャツならいい!絶対買う!でも、浴衣にこの色ってドウなの…」
柾季は遥香にフォローをいれる。
「そうだね。浴衣だもんね!」
遥香は、柾季の浴衣の候補を探しに行ってしまう。
「はー。寝不足なのに…」
柾季はボーっと浴衣の反物を見つめる。
「どれがいいの?」
遥香が急かす。
「柾季が着るのよ!」
母も困っている。
「あ…うん、どれもピンと来ない…」
遥香と母はよく似ている。顔とか性格とか…
(母さんの姪だから、似ててもおかしくないが…ステレオで聴くと、萎縮する)
「もう!」
膨れる遥香。
「陣内様。先にお嬢様のを決めましょうか?」
店員が声をかけて来た。
「…そうね。遥香ちゃんのを先に決めちゃいましょ!」
柾季母が遥香を連れて奥に行く。
柾季も、色々持ってきてもらう反物を広げて、眺めている。
「柾季!この色とかドウ?」
浴衣の反物を持って、にこやかな母。
「紺?地味だね…」
苦笑しか出来ない柾季。
「地味…そうね、せっかくだから色々挑戦!」
母が反物を色々出してもらっている。
「ねー柾季。黄色で攻めるのは?」
笑顔の遥香が綺麗な黄色の反物を持ってきて、柾季の肩にかける。
「きれいな黄色だとは、思うけど…」
乗り気のない返事をする柾季。
「柾季こう言う色…スキでしょ?」
遥香が残念そうに反物を巻き上げる。
「Tシャツならいい!絶対買う!でも、浴衣にこの色ってドウなの…」
柾季は遥香にフォローをいれる。
「そうだね。浴衣だもんね!」
遥香は、柾季の浴衣の候補を探しに行ってしまう。
「はー。寝不足なのに…」
柾季はボーっと浴衣の反物を見つめる。
「どれがいいの?」
遥香が急かす。
「柾季が着るのよ!」
母も困っている。
「あ…うん、どれもピンと来ない…」
遥香と母はよく似ている。顔とか性格とか…
(母さんの姪だから、似ててもおかしくないが…ステレオで聴くと、萎縮する)
「もう!」
膨れる遥香。
「陣内様。先にお嬢様のを決めましょうか?」
店員が声をかけて来た。
「…そうね。遥香ちゃんのを先に決めちゃいましょ!」
柾季母が遥香を連れて奥に行く。