夜会で踊りましょ!!
第10章 『橘姫の絵画展』
「はい。チケット!」
仁王立ちの遥香がチケットを柾季と歩睦に渡す。
「ああ…」
歩睦は何の抵抗もなくチケットを受け取る。
(絵とか、あんまり興味ない)
心の中の柾季は大きなため息をする。
「いらっしゃいませ!こちら、パンフレットです」
受付の女性は小冊子を渡してくれた。
「あ、どうも…」
柾季はその小冊子を持って中に入っていく。
「あー!遥香ちゃん来てくれたの!」
中に入ると、女性が抱え寄ってきた。
「先輩!お邪魔します!」
遥香が笑顔でお辞儀する。
「嬉しい!遥香ちゃんが『来てくれないかも』って聞いたとき悲しかったわ」
遥香に抱きつく巨乳の女性。
「せ、先輩!やめてください。恥ずかしいですよ」
豊満な胸を押し付ける女性を赤い顔をしながら悶える遥香。
「誰?」
柾季は歩睦に小声で聞いてみる。
「遥香の参加しているサークルの先輩さんで、名前は…」
歩睦がチラッと女性を見ながら、考えている。
「あら、歩睦君は私の名前もう忘れたの?」
遥香を自分の胸の中押し込みながら、睨みつける女性。
「いいえ。小鳩先輩を忘れるわけないでしょ!」
歩睦が女性をコバトと呼んだ。
「この子が!遥香ちゃんの従兄弟君…」
小鳩が柾季の方をキラキラした目で見ている。
「ホント。良く似ている。目元がそっくり…」
柾季を見て、遥香を見て微笑む小鳩。
「先輩!悪ふざけ過ぎです!」
遥香が押し返す。
仁王立ちの遥香がチケットを柾季と歩睦に渡す。
「ああ…」
歩睦は何の抵抗もなくチケットを受け取る。
(絵とか、あんまり興味ない)
心の中の柾季は大きなため息をする。
「いらっしゃいませ!こちら、パンフレットです」
受付の女性は小冊子を渡してくれた。
「あ、どうも…」
柾季はその小冊子を持って中に入っていく。
「あー!遥香ちゃん来てくれたの!」
中に入ると、女性が抱え寄ってきた。
「先輩!お邪魔します!」
遥香が笑顔でお辞儀する。
「嬉しい!遥香ちゃんが『来てくれないかも』って聞いたとき悲しかったわ」
遥香に抱きつく巨乳の女性。
「せ、先輩!やめてください。恥ずかしいですよ」
豊満な胸を押し付ける女性を赤い顔をしながら悶える遥香。
「誰?」
柾季は歩睦に小声で聞いてみる。
「遥香の参加しているサークルの先輩さんで、名前は…」
歩睦がチラッと女性を見ながら、考えている。
「あら、歩睦君は私の名前もう忘れたの?」
遥香を自分の胸の中押し込みながら、睨みつける女性。
「いいえ。小鳩先輩を忘れるわけないでしょ!」
歩睦が女性をコバトと呼んだ。
「この子が!遥香ちゃんの従兄弟君…」
小鳩が柾季の方をキラキラした目で見ている。
「ホント。良く似ている。目元がそっくり…」
柾季を見て、遥香を見て微笑む小鳩。
「先輩!悪ふざけ過ぎです!」
遥香が押し返す。