テキストサイズ

16歳に恋する23歳の俺。

第3章 会話






「今日はありがとうございました!

しかも送ってもらっちゃって」



シートベルトを外し、
優美花ちゃんはドアに手を掛ける。


もう帰っちゃうのか……




「全然いいよ。今度ご飯行こ?」



「はい!
本当にありがとうございましたっ

じゃあ、おやすみなさい」




バタン、と扉を閉めて
可愛らしく笑顔で手を振る。


名残惜しい気持ちを抑えて、俺は高級住宅街を抜けた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ