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16歳に恋する23歳の俺。

第3章 会話






エレベーターを降りて
質のよい絨毯の上をひたすら歩き、

ある一つのドアの前で立ち止まる。





スゥー…


ハァー…




ドアに手を掛けて
深呼吸を繰り返し、意を決して静かに扉を開ける



真っ暗で音も聞こえない静かな室内








真っ先に寝室のドアを開け、
ベッドに近付く




グッ!!




「!?」



「…こんな時間まで、何してた」





首を太い指で掴まれ、
脳内に冷たくて低い声が響く



怒ってる…


あたしは怖くて小刻みに震えていた



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