テキストサイズ

16歳に恋する23歳の俺。

第4章 DV、束縛カレシ






時間が経ち、昼間になると
慧は仕事に行く準備を始める


あたしはお弁当の装飾を仕上げて

テーブルの上に置く。




カチャッとスーツ姿でネクタイを結びながら
寝室から出てきて

お弁当をカバンの中に入れる






「じゃあ、行ってくるけど…」




下を向いていた慧は
あたしの目をじっと見て







「………わかってるよな?」





ニコッと微笑む






「……うん、行ってらっしゃい」




チュッとあたしの頬にキスをして

慧は家を出ていく





ストーリーメニュー

TOPTOPへ