16歳に恋する23歳の俺。
第6章 帰る場所
とりあえず俺は、
その日の仕事を切り上げた
……俺の家に優美花ちゃんが来るから
友達の家を当たってみたが
全くダメで
落ち込んでたんだ
だから俺の家来る?…って……
無意識のまま言ってしまっていた
優美花ちゃんはびっくりしてたけど
お世話になりますっと
可愛くにこにこ笑っていた
車に乗って
優美花ちゃんを隣に乗せ
俺の家まで移動しているとき
AV閉まったっけ?
部屋綺麗だよな?
など、変な考え事をずっとしていた
好きな女が家に来る
そう考えただけで妙に緊張した