テキストサイズ

君のため。

第34章 3分間。

3分間。

たった3分間ぐらいの事だったと思う。

お店の前を通りかかった私を見つけて、あなたは少しの時間だけお店を脱け出してきてくれた。

笑顔でその日の私を褒めてくれて、そして人目をはばからずキスしてくれた。2回。

とても嬉しかった記憶。

例え短い時間でも、
ホテル以外で過ごすことのできた貴重な幸せな時間。


ありがとう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ