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君のため。

第35章 ◇着地点◇

あの日々の色んなことが
私の中をまだ駆け巡っている。
なかなかそれを止ませることが出来ない。

でも自分が楽になる為の着地点は
もうとっくに解ってる。



普通では体験できないことが、
短い時間でも経験できて、
ラッキーだったね。得したね。



解っているけど、
そう割り切れないのは

現実逃避したいから?

自己陶酔してるから?

それともやっぱり、

ただの後悔…だなんて

絶対に思ってはいけない。



早く着地したい。

でもしたくない?

ちゃんと着地できるのかな。

わからない。

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