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人魚

第6章 夏生

蒼は夏生に…

『え(笑)なんのことだよ』と
笑いながら話し出した。


夏生は
蒼の嘘に何故か苛立った
そして、鞄を投げて言った。


『蒼の嘘は直ぐにばれるし!あたし
見たんだからね!』と


蒼の表情は、固まり
冷たい眼で夏生を見上げた。

夏生は その表情にたじろいだ

『何をみたんだよ。言えよ。』と

蒼は夏生の腕につかみかかり
夏生は、腕を払おうと必死に
動かす。


『夏生 何をみたんだよ!いいなよ』
蒼は夏生に問いただした


夏生は、『歌音といたぢゃん!』
そう言って顔を背けた


蒼は、夏生の顎を前に向けて
キスをした。

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