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いつか…

第3章 :10月


公園につくと
知ってる人がちらほら…
そんなこと気にしないで
ベンチに座ってタバコを吸う。
ピロロロ…
私のケータイがなった。
電話の音…
見ると相手はお母さん。
めんどくさ…
「出ないの?」
杏樹に言われてしぶしぶ出る。
内容は…家に帰ってドラマを録画して。
そんなことで帰らなきゃ…
本当に私の親は自己中…
電話を切るとメールが入っていた。
相手は…レオさん。
<仕事終わりました♪>
嬉しくてすこしにやける…
タバコを吸おうとしてふと思う…
『杏樹…私今日からタバコやめるわ…』
私のいきなりな言葉にもちろん
ビックリしている杏樹…
「どうしたの!?頭おかしくなった!?」
そうだよね。
私はタバコやめるなんて
ありえないぐらいの人…
『いや…頭は大丈夫だけど…』
「けど…?」
『こんど値上がりするし…今楽しみできた…』
「楽しみ…?まさか…メールとか?笑っ」
『うん…笑っ』
そう…
レオさんとのメールで
自分が楽しんでることに気がついた。
今ならやめられる気がする…
そう思った。




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