
いつか…
第5章 :あなたと
全然わからなかった…
とりあえず基本が4つから
選ぶものだったから全部うめた。
答えは塾で採点できるらしいから
問題用紙に写した
その問題用紙をもって塾に行く
後期受験の人はみんな来ていて
回答をみて自己採点している
私もそのなかに入って自己採点をする
結果は5科目で
126点
満点で250点
今までは100点もいってなかった
自分でも驚いた
塾の先生にはもっと上の高校も行けたとまで言われた
嬉しい…
一番に龍に報告した
きっと…
私よりも喜んでくれたよね?
1週間後の合格発表も
`合格´の文字
それも龍に報告する
そのあとに親
きっと
私が頑張れたのは
龍のおかげだよ?
今でもそう思う。
離れていても誰よりも応援してくれた
支えてくれた
けど龍は心配もしてたね
<高校行ったら男の子が…>
って…
心配することなんてなにもないのに
連絡できなくなるときにもうひとつ言われたこと
<もし…その間に俺から離れていていってもずっと待ってるから>
そんなことあるわけないのに…
私はまだ子供でそう思ってた
けど龍は
ずっと心配だったんだね…
気がついてあげられなくてごめんね…
