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いつか…

第5章 :あなたと







家でテレビにかじりつく
地震…津波…
私が全て理解出来るものではなかった
次の日もずっと震災の報道
その次の日も…

しばらくたってから
計画停電が始まった
休みの私は一人で家にいる
その間も龍は心配して連絡をくれた
午後になると
<また明日>
そう言って連絡をやめる
入学式まではその繰り返し…

4日後にあった高校の合格者説明会は
予定通りひらかれた
その日の夕方
中学のおなじクラスの男子からメールがきていた
その人はナルシストで私は苦手…
あだ名は`黒豆´…
内容は
<付き合って>
もちろん彼氏がいることを伝えて断った
次の日龍にその事を話す
断ったって言っても心配性の龍…
とても愛しかった…


このときはそれで終わったと思っていた








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