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いつか…

第8章 :小さなモノ






新幹線に乗っている間は

不安しかなかった

龍に汚いと思われてたら…

それがほとんど

残りは

前は連れて帰られたことがあるから

っていうのと

見つかっているから大阪あたりで

警察に見つかってもおかしくない

ということ

けど

警察にはまだ連絡してないようで

無事に広島についた

公衆電話から龍に連絡をして

待ち合わせる

汚い…

それが頭の中でまわっていた

18時…

龍と待ち合わせた時間

5月に来たときに待ち合わせた場所に向かう

階段をあがって

龍を探す

探そうとしたらが正しいかもしれない

龍の後ろ姿が目に写った

振り返って私に気がついた龍

前よりも痩せていて心配になった

そのままお互いなにも言わずに

車に乗る



しばらくして

話をする

「親に気がつかれてるのによくこれたなぁ」

とか…

その日は龍と別れてホテルに泊まった

次の日はショッピングモールをウロウロ…

夕方に公衆電話から龍に連絡

この日もホテルに泊まった

その次の日も…












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