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あまこい. お兄ちゃんの友人 part2**

第6章 **敵は身近に**

和也「・・・ふぅ・・」


一通り話し終わると二宮さんは息をついた



和也「・・タバコ吸ってもいい?」


萌花「どうぞどうぞ!」



遠慮がちに聞いてくる




和也「お兄ちゃんに怒られちゃうから、俺が」


少し笑ってライターを取り出した



萌花「・・・潤を、」



うん?とこっちを向く二宮さん



萌花「あきらめる気はないんです。だから・・応援してもらえないですか?」



このままじゃ私があきらめてしまいそうで、また大切なものを失ってしまいそうで・・・



和也「怖い?」


素直に頷けば頭をやさしく撫でられる。



安心したのか涙が一粒こぼれた

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