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奴隷な関係

第3章 友達



「へぇ、殴られたんだ僕のとき告白されたのに」



「お前俺よりこいつがいいのか!」



「あぁ、いいよ優介のほうが優しかったし!」



部屋を移動して広間で言い合いをしている私達。

最初、優介に会った勇気がおもいっきり殴ったりしていたが優介のあの一言に私を襲ったなんてことチャラにされてしまった。


その一言が……



「僕の兄さんが取られると思ったんだ」



だった。

それで許されるって私ってなに……




「優介、次こいつに手出したら許さないからな」




「はいはい、兄さんがそう望むなら従いますよ」




「ほんとにあんたら兄弟ムカつく……絶対権なしとかない」



「あそこで抵抗しなかったんだ。取り下げるに決まってんだろ」



抵抗できないような雰囲気醸し出してたくせに。



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