テキストサイズ

赤い恋 ~sho sakurai~

第9章 嫉妬




結「ご飯だよー!」

丁度、7時を過ぎたぐらいに
ご飯が出来た。

雅「うあーい!パスタ♪パスタ♪」

和「うるっさいなぁ…」

潤「おっカルボナーラ♪」

智「おーうまそっ」

食卓に着いたのは4人。

結「やっぱり翔ちゃん遅いんだねー…」

最後に自分の分を運んで来て私も席に着いた。

和「そうですね…まぁ仕方ないんですけどねぇ…」

ニノの言ってることは凄くよく分かってるから大きく頷いた。

…だけどやっぱり寂しいって思ってる自分もいる。



こんなこと今まで何回もあったはずなのに…。



雅「結衣!超うめぇ!」


相葉ちゃんが私の名前を呼んでハッとする。


見ると、カルボナーラを指差して微笑んでいた。


途端、私は凄く嬉しくなった。


結「ほんと?嬉しい♪ありがとう」


相葉ちゃんの子供のように純粋で素直な心に、私は元気になれた。


そうそう!

仕方なくってどうしようもないことなんてたくさんあるよ!


自分に言い聞かせて私もパスタを食べた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ