赤い恋 ~sho sakurai~
第20章 結婚式
結「~ふぁー…。…んしょ…」
眠い目を擦りながらベッドから起き上がる。
まだぼーっとする頭で今日の流れを考えた。
まずみんなの朝ごはんとお昼ご飯。
…夜は大丈夫かな。
そのあと着替えて、駅まで行って、小1時間程度で式場につくから…。
あ、招待状も忘れずに…。
今日は中学からの友達の結婚式。
私は友人代表で手紙も読まなくちゃいけない。
そうゆうのはちょっと緊張しちゃうタイプ。
だけど親友の結婚式とあって、
なんだか私まで嬉しい。
絶対綺麗だよー…。
現在は朝の6時。
ほんとはもうちょい早起きするのが
望ましいけど
何せ5時代は後々眠い。
披露宴中に寝るなんてとんでもないし。
結「…こんなもんかね、」
朝、昼と今日OFFのメンバーの分作る。
OFFは智くんと潤くん。
朝から仕事がにのと相葉ちゃん。
午後からが翔ちゃん。
全日のメンバーはいないから、
朝ごはんは全員分作ってお昼は3食。
時計を見ると、
結「っやばっ!もうこんな時間!」
時計は6時40分を指している。
やっばい!
バタバタと部屋に駆け込んで姿見の前でピンクのパーティー用ドレスを着る。
ドレスと言っても丈は長くないし、ふんわりしてるから小綺麗なワンピースみたいなもの。
髪は『友人代表』と言うことで向こうでしてもらえるらしい。
薄めのメイクをして部屋をでる。
智「あ、おはよ」
結「あー智くん!おはよ」
眠たそうに目を擦る智くんと廊下で出くわす。
智「…んー…、結衣綺麗…」
眠たそうな目をしながらも微笑んでそう言ってくれた。
結「っほっほんと?!おかしくない?」
智「全然。かわいい」
…照れるよー!
結「ありがとう~智くん!」
半泣き状態で私は智くんの手をブンブン上下に振った。
智「うん(笑)時間平気なの?」
あぁ!忘れてた!