赤い恋 ~sho sakurai~
第21章 二次会
*翔ちゃんさいど*
んも~…結衣遅いよー…。
俺は仕事が終わってから家に着いて
何度、時計とケータイを見たか…。
翔「…ん~…」
そんな俺を見て松潤が笑う。
翔「っなっなんだよ!」
潤「や、別に?(笑)おかしいね、もう帰って来ても言いはずだけど(笑)」
翔「うん…。って、別にっ!待ってねぇよ!」
なっなんで分かったんだ?
潤「うん(笑)そうだね(笑)」
…ぜってぇ信じてねぇよ、こいつ…。
潤「早くご飯食べなよ。それとも結衣の飯じゃねぇと食えねぇ?(笑)そういうことなら別に食べなくても許…」
翔「っだぁ!もう分かったよ!///」
潤「悪いね(笑)結衣より美味くないと思うけど(笑)」
…ぜってぇおもしろがってるだろ…。
俺は松潤の作った飯を食べた。
翔「んー、帰ってこない…。」
ご飯を食べ終わって暫くしても結衣は帰ってこなかった。
潤「結婚式だもん。こんなもんでしょ」
翔「うんー…。」
仕方ないのか、
まぁ、暫く会ってない友達もいるだろうし、同窓会みたいなんだろうな…。
…
翔「…とは言ってもなぁ…!」
やっぱ…気になるよーー!!
と、
《プルルルルル…》
俺のケータイが鳴った。
ディスプレイを見ると、
『結衣』
っ!
翔「っ結衣?!」
通話ボタンを素早く押して直ぐ様電話に出た。
…でも…。
「…本物?(笑)」
……いや、うん…。
結衣じゃねぇよ。
ぜってぇ結衣じゃねぇ…。
翔「…………どちら様ですか…………」
あれか?
よくある
『ちょっとケータイ貸しなよー!』
で、かけるやつか?
……俺って『嵐』だよな…?(笑)
「すいません。私今日結婚した結衣の友達です」
翔「あぁ!おめでとうございます」
……え、で結衣は…?
佐「ありがとうございます。…えぇっとそれでなんですが…」
…なんだ?
翔「はい?」
佐「…今ってどこにいます?」