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ふしだらと言わないで

第6章 慰み者の娘 3

 二十日あまりが過ぎた
 相変わらず九条院夫妻はビジネスは順調だが夫婦仲は進展なく、セックスもご無沙汰だと聞いている

 だが以前に比べ会話は増えているようだった

 いい傾向だと励ます



「そうですか
では今日も、お疲れですね」



 海斗は
 ほとほと疲れていた

 社長職だけでも一杯一杯なのに
 妻のご機嫌取り…
 頑なな妻との一方通行気味なコミュニケーション…



 癒しが必要だった
 毎日毎日頑張り続けるには

 帰宅のたびに笑顔で出迎えてくれる双葉に心を許すのも、致し方ないことだったのかもしれない

 文句を言わず
 建設的で協力的で
 親身になってくれる双葉とは

 一緒にいれば
 自然とそういう流れになる



「あっ…ふぅうん…おっき…///」



 大きいモノを
 ずっぽりと挿入すると
 不思議と幸せな気持ちになる

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