テキストサイズ

猫かぶりめっ!

第3章 注文…初めてのおつかい?!



ガバッ


そのまま引っ張られて口を手で塞がれた




「お前!デカイ声で名前よぶなよ!!バレたら大変なんだぞ?!」




じゃあ来なきゃいいじゃん(笑)




「はなして!!」


塞がれてるからちゃんと声になんないけど、様子がおかしい事に気づいたジュンジュンが厨房からでてきた





「ちょっと!!うめのん…なにしてんの?(苦笑)」




私は湊に抱きしめられたまま口を手で塞がれてる





いや、何してるってより助けようよジュンジュン!!




「離してくれないのこの人!!助けてよジュンジュン!!」



「なんだそーゆーことね!」



ジュンはそう言って湊に近づく




「お客様?うちのスタッフ離してくださいますか?仕事になりませんので」




「いやだ」




いやだってなによ!!(泣)




「では、問答無用!失礼します」






バッバッ






一瞬のうちに私は湊の腕の中からジュンジュンの腕の中へ




ストーリーメニュー

TOPTOPへ