
猫かぶりめっ!
第3章 注文…初めてのおつかい?!
「いってー!!」
湊は手を痛そうに振っている
な、何したの?!
「お前なにすんだ?!」
湊はジュンジュンに近づく
冷静なジュンジュンは笑顔で
「お帰りください」
そう言った
「は?俺は梅乃に用があんだよ!」
「私はないもん!!」
すかさず返した
「らしいので、お帰りください」
ジュンジュンが睨むと湊は大人しくなった
「わかったよ。梅乃俺、明日であのスタジオの仕事最後なんだよ。ここのチーズケーキ皆に好評だったからまた差し入れしたいんだけどさ…お前またスタジオまで配達してくんねぇか?」
あれ?注文だったの?
