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FREE BIRD

第22章 小さな嘘

『美穂さんこんにちは、鱈美味しそうだなあ。

僕は妻と買い出しです。

ティッシュの貯め買いですよ。

僕もあなたとランチしたいな。

良ければ来週食事に行きませんか?』


僕はついでにトイレを済ませ出ようとしたら、また携帯が揺れた。


『ええ、是非ご一緒したいわ。

またゆっくり決めましょう。

良い休日を…』


僕はニヤリと笑いながらメールを読み閉じた。


また美穂さんと会えると思っただけで浮かれた。

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