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FREE BIRD

第31章 チャンスは突然

「仕方がないだろう。急に決まったんだから。

雪が運転してけよ」


「だってあの車大きいんだもん。やだ~」


「じゃあ、他のお母さんに頼めよ」


そう言って慌てて部屋に逃げた。


ドアを閉めて自分が物凄く悪い奴に感じた。


いや、間違いなく悪い夫で悪い父親だ。

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