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FREE BIRD

第33章 それぞれの罪悪感

マンションのエレベーターを降り玄関を開けた。


「ただいまあ」


「おかえりー」


健太が珍しく出迎えた。


「パパ、今日ホームラン打った」


「おっすげえな!頑張ったじゃないか!」


靴を脱ぎ健太の頭を撫でてやると、メチャクチャ嬉しそうな顔をした。

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