テキストサイズ

FREE BIRD

第37章 愛する事の楽しさ

「ええ、食べたい」


起き上がるとちゃんとベッドの上に誠さんと同じバスローブがあった。


私はそれを素早く着て、誠さんの隣に座った。


「何飲む?って言ってもホットコーヒーとアイスコーヒーしかないんだけど」


一応両方頼んでくれた誠さんの気遣いが嬉しかった。


「アイスコーヒー欲しい」


誠さんはグラスを私の前に置きストローを差してくれた。


「ありがとう」


私はとても喉が渇いていたのかかなりの勢いで飲んだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ