テキストサイズ

FREE BIRD

第41章 別れ難い二人

細身の青年がピアノを弾き始めた。


ムードのある曲調だ。


若いのに素晴らしく魅力的に弾く。


腕前もなかなかだ。


「ミスティ…」


美穂さんが呟いた。


「え…?」


「この曲ミスティって言うの。好きな曲よ…」


「へえ…」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ