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FREE BIRD

第45章 愛を補充・2

揺れる電車の中、私は家に帰る足取りが重かった。


別れよう。


進と別れなきゃ。


進の身体は心配だけど、進には千夏さんがいる。


私は自分の気持ちに嘘をつくのがもう限界だった。


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