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FREE BIRD

第53章 雪の嘘

病室で、健太の無事な寝顔を確認し、雪は今夜だけ付き添う事になり、僕は帰る事になった。


一安心だ。


「何か必要な物とかメールしな。明日持ってきてやるから」


「ありがとう」


「じゃ…」


「うん…」


さっきの事実がなかったように僕達は振る舞い、僕は一人病院を後にした。

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