テキストサイズ

FREE BIRD

第66章 友達

ちょっと落ち着き、カウンターの中の椅子に座らせてくれた。


切った指に絆創膏を貼ってくれ、知世は私の手を握った。


「私がいるわ。美穂には私がいる。男がいなくなったら友達よ」


「ありがと…」


「今夜はぱあっと飲みに行きますかっ!」


「うん!行くっ」


「ふふふ…」「ははは…」


私達は苦笑いした。


知世がいてくれて良かった。


心強い、私の親友だ。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ