身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第14章 第三話 【観玉寺の廃妃】 祭りの夜
「可愛いな、明姫。そなたを閨の中で啼かせるのが愉しくて堪らぬ。このままそなたを人知れず後宮に連れ帰り、豪奢な鳥籠に入れて飼おうか? 何も纏わず裸のそなたを籠に入れて、昼夜問わず啼かせてみるのも面白そうだ。さしずめ王のためにだけ囀る美しき鳥といったところか」
深い悦楽の色を滲ませるユンの声も表情も、普段の彼とはおよそかけ離れている。どこか壊れてしまったかのようだ。
「さあ、啼け、私のために可愛らしく啼くのだ」
ユンが続けざまに感じやすい部分を刺激してくる。ユンの閨での愛撫は実に巧みだ。いつも明姫が反応を返した部分を執拗にこれでもかいうほど責め立ててくる。
深い悦楽の色を滲ませるユンの声も表情も、普段の彼とはおよそかけ離れている。どこか壊れてしまったかのようだ。
「さあ、啼け、私のために可愛らしく啼くのだ」
ユンが続けざまに感じやすい部分を刺激してくる。ユンの閨での愛撫は実に巧みだ。いつも明姫が反応を返した部分を執拗にこれでもかいうほど責め立ててくる。