身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第17章 第四話 【永遠の少女】 波乱
だが、今夜はユンの舌で最も敏感な場所を甘く責め立てられている。そう思うことがまたこの上なく淫らな感覚を呼び覚まし、余計に明姫を煽り、身体を燃え上がらせる。より感じやすくなった身体は甘い責め苦を立て続けに施され、呆気なく絶頂に達した。
「今夜の明姫は殊の外、愛らしかった。可愛い声で私のために何度も啼いたな」
ユンが依然として悪戯っぽい笑みを浮かべ、明姫を覗き込む。軽く額に口づけを落とされ、明姫は恨めしげにユンを見つめた。
「殿下はいつもそう。私をそうやって苛めて、お歓びになるのですね」
「何の、可愛いそなたを苛めたりなどするものか。慕い合う男と女がこのように結ばれるのは至極自然な行為ではないのか」
「今夜の明姫は殊の外、愛らしかった。可愛い声で私のために何度も啼いたな」
ユンが依然として悪戯っぽい笑みを浮かべ、明姫を覗き込む。軽く額に口づけを落とされ、明姫は恨めしげにユンを見つめた。
「殿下はいつもそう。私をそうやって苛めて、お歓びになるのですね」
「何の、可愛いそなたを苛めたりなどするものか。慕い合う男と女がこのように結ばれるのは至極自然な行為ではないのか」