身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第25章 第二部 【身代わりの王妃】 想いのゆくえ
たっぷりと愛撫を施されている中に、両の乳首は紅く熟した木の実のように鮮やかに色づいた。愛撫される前の慎ましやかな薄紅色が嘘のようだ。唾液に濡れ光っている乳首が嫌らしく燭台の焔に照らし出されている。
ユンは薄く笑うと、そのいじらしい乳首を指先で摘み軽く引っ張った。
「ああっ」
春花の口から抑えがたい艶めいた声が零れ落ちる。春花自身も自分の声の淫猥さに愕いたらしく、またしても可愛らしい顔が泣きそうに歪んでいる。
「もう、いや―」
か細い声で訴えるのに、ユンはいっそう優しげな、それでいて酷薄めいた艶麗な微笑を端正な面に刻む。
ユンは薄く笑うと、そのいじらしい乳首を指先で摘み軽く引っ張った。
「ああっ」
春花の口から抑えがたい艶めいた声が零れ落ちる。春花自身も自分の声の淫猥さに愕いたらしく、またしても可愛らしい顔が泣きそうに歪んでいる。
「もう、いや―」
か細い声で訴えるのに、ユンはいっそう優しげな、それでいて酷薄めいた艶麗な微笑を端正な面に刻む。