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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】

第4章 第一話【桜草】 蜜月と裏切り

「色ぼけた爺ィか。こいつは良い」
 ユンは何がおかしいのか、腹を抱えて笑い出した。
「勝手にして」
 明姫は笑っているユンの手から揚げパンを取り戻し、勝手にぱくつき始めた。
「明姫、私はああいうお祖母さまが欲しくても、側にいてくれなかった」

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