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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】

第12章 第三話 【観玉寺の廃妃】  再会

「ああーっ」
 甲高い声を上げながら絶頂を迎えた明姫の身体を軽々と持ち上げ、ユンは自らの屹立を既に十分潤った蜜園へと当てた。絶頂に達したばかりの明姫はまだ忘我の狭間を漂っている。
 そのどこか虚ろな瞳が大きく見開かれた。
「殿下―、あ、ああっ」
「そなたは指だけで達ってしまったが、私はまだだ。これから少し愉しませてくれ」
 ユンは秘口へてあてがった鋭い切っ先を躊躇うことなくひと突きして明姫を刺し貫いた。
「―っ」
 明姫のたおやかな身体がユンの上で大きくのけぞった。

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