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君のクラスで1時間

第3章 ご褒美合戦

「何も貰わないよりはいいな。」



なんて言って、私の首に手を掛けて引き寄せられた。


『かぷっ』


…えっと?!


『ちゅうっ』


…んんっ?!


『はむはむ』


…これは、正しくチューデスか?


目を見開いたまま、腰を屈めたまま固まった私の唇を、気が済むまでハムハムして…ゆっくりと離れた健人。

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