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君のクラスで1時間

第1章 私の彼氏はこんな人

ハイでた。
一刀両断!!


この言葉に気絶するかと思うほどの、壊滅的威力がある事を、この男は知っているのだろうか。


私が睨みあげると、健人は私の顔を大きな手で…
こすり撫でるし!!



「あ"ぁ!!やっ辞めて!!メイク崩れる!!」


「化粧する時間(ヒマ)あるなら、単語の一つでも覚えろ。ドアホ。」



眉一つ動かさず、冷淡な表情で言い放った。


マジでムカつく!!
このポーカーフェイスの能面野郎!!


彼はサイボーグなのじゃ無いかと思う時がある。
マラソン大会の20kmを学年トップで完走したのに、全く苦しそうじゃ無かったし、一切表情を崩さなかった。


そんなやつだ!!
この位の仕打ち、どうって事無いさ!!

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