君のクラスで1時間
第2章 私の呼び名は『ひなこ』
私達のキューピットはお互いの担任。
私は追試も落とし、担任の新井先生(古文)に縋り付いた。
「せんせぇー助けてぇ!!」
「ひたすら勉強しろ!!」
冷たい言葉に、駄々っ子の様に地団駄を踏んで、職員室を騒がせていた。
追試を落とした者は、多くない。
しかも、全教科は私だけという…不始末。
数学・英語・歴史の三科目は
『合格点50点以上以外進級不可』
などと言う。
どの学校も赤点三科目まで…とか言うのに、私の学校は例外無しの赤点ぜろ。
厳しいのなんのって…。
私は追試も落とし、担任の新井先生(古文)に縋り付いた。
「せんせぇー助けてぇ!!」
「ひたすら勉強しろ!!」
冷たい言葉に、駄々っ子の様に地団駄を踏んで、職員室を騒がせていた。
追試を落とした者は、多くない。
しかも、全教科は私だけという…不始末。
数学・英語・歴史の三科目は
『合格点50点以上以外進級不可』
などと言う。
どの学校も赤点三科目まで…とか言うのに、私の学校は例外無しの赤点ぜろ。
厳しいのなんのって…。