妖艶怪
第17章 第17章
手のひらが
首、胸、腹、くびれ、
お尻、太もも、
そして背中、顔と
何度も何度も
裸の体の上を往復していく。
だんだん胸とお尻と太ももが
多くなっていく。
ユーヤ…ユーヤ…助けて…
触手がアタシの足首を掴んで
M字に広げさせる。
見ないで…!!!!
涙が止まらない。
オクターは
まだ怒りで顔を歪めながらも
ニヤリとした。
なんでアタシは
こんな奴に惚れられたの?
なんでアタシなの?なんで…
「嫌だとかいいながら
濡れてんじゃねーかよ」
彼処を小さくひねられて
ビクリと反応する。
心が激しく拒否してても
体は素直で嫌になる。