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いつまでも

第3章 気持ちの変化

にのに、
『翔ちゃんは彼女のことがすきなんだ』
と宣告されてから、
彼女が頭から離れなくなった。

盲目というリスクを抱えながらも、前向きに生きている。

俺は、その前向きな姿勢に惚れたんだ…


彼女を守りたい

彼女のできないことを、俺が補いたい

彼女の目になってやりたい…


何度も何度も
スマホの画面に彼女の電話番号を表示させては消した。

気持ちの変化に気付いたときから、弱気な俺が出現するようになった。

でも…

こんな弱気じゃ、彼女を守れない。

今までの、ダメダメな俺とは違う。

変わらなきゃ。

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