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いつまでも

第6章 葵side

嬉しくなって、翔くんの仕事を知りたくて、ライブDVDを借りた。

一番新しい、「Popcorn」というDVDらしい。

つけてみると…





すごい歓声だ。

嵐の誰かが何かを言えば、お客さん全員が反応する。

前向きな曲が多くて、気に入った。

でも…

こんなに全国の人から愛されてる翔くんを、私なんかが独り占めしていいのだろうか?

歓声は鳴り止まない。

「上の方〜!!」

「キャーーー!!」

だめだ。

こんなにたくさんのファンたちがいる。

私なんかが…

だめだよ。

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