今日だけは俺の彼女になれ…
第3章 無理矢理彼女…
誰もいない空き家で
羅蘭とムサシがふたりきり…
「やっとふたりきりになれたね」
ベッドに手錠で縛りつけられた
羅蘭にムサシが話しかけた
「ちょっと、ムサシあんた
どういうつもりなの??」
羅蘭がムッとして答えた
「こうでもしなきゃ、羅蘭、
俺とまともにしゃべっても
くれなかっただろ??」
ムサシが気持ち悪い声で言う
「だからと言ってこんなこと
しなくてもいいじゃないっっ」
羅蘭は語気を強めて言った…
「まぁ、今日だけだからさ、
そんなに怒るなよ…」
ムサシが羅蘭に笑いながら言う…
「怒るに決まってるでしょ!!
この手錠はやく外してよ!!」
羅蘭はまくし立てるように言った
「無理だし…今日だけは彼女として
俺の好きなようにするから…」
ムサシは一瞬、羅蘭を睨むように
視線を向けて言った…
そして、羅蘭を縛りつけている
ベッドに近づいていった…