無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

桜「『やっぱり別れたくない』って言おうかと思ったんだけど…言えなかった。最後はいい印象で終わりたかったの」


葵「そっか…。でも桜の気持ち、わかるなぁ。私もそう思うし」

桜「葵もそんな感じなんだ？」

葵「うん。」

瑠美「ふーん…そういうもんなのかな…」


桜「でもさ、別れるのはなんとかできても笑顔でさよならって難しいんだね…」

葵「急にどうしたの？」

桜「零緒と別れた時さ、ホントに辛くてさ。でも泣きたくなくって。頑張って笑顔作ってさよならいったんだけど…。私上手く笑えてたのかな？って。」

瑠美「でもなんで泣きたくないの？最後だから？」

桜「そう。最後だから笑顔でさよならしてもし思い出してもらえた時笑顔の私を思い出してほしかったの」

瑠美「なるほどね～」

葵「桜らしいねｗ」

瑠美「うんうん」


桜「なんかせっかく思い出してもらえたのに泣き顔ってのはちょっとね…苦笑」

瑠美「まあねーせっかく思い出してくれたんだしね」

葵「そうだね」


瑠美「てかどこで別れたの？」

桜「デートでよくいってたカフェ」

葵「ちょっと流石に零緒くんそれはひどいよ…」

桜「でしょー。だから余計泣きそうになるし別れて言いたいこと最後に言い残してさっさとカフェ出たもんｗしかも外出たら涙溢れてきてさ 苦笑」