お金の関係
第13章 自分で
詩織「うっ…何にっ…冷た…」
女子「まずはあんたのその醜い顔を掃除
してあげるねよ」
女子①「ありがたいと思いなさい」
女子②「ほらほらっ」
詩織「やっ…やめてよ!!」
何度も水を浴びせ
詩織に濡れた雑巾を投げつける彼女達
真冬ではないとはいえ今は秋口
頭から何度も
冷たい水を浴びせられた詩織の体は
ガタガタと震え出し芯から
冷え始めていた
詩織「…」
女子「これに懲りたら、金輪際、充には
近づかないことね」
女子①「あはははは、いいきみ」
女子②「本当」
詩織「…」