お金の関係
第2章 突然の悲劇
詩織「…」
メイド「ちなみに…」
詩織「えっ?」
メイド「ちなみに私、空手の大会で今年
優勝したんです、だから下手に逃げよう
なんて思わないで下さいね」
詩織「…はいっ」
相手は女の子だし
この隙に逃げ出そうと考えていた詩織
しかし
部屋から出られたものの
残念ながら屋敷から逃げ出すのは
難しいようだった
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メイド「外にいますので、何かあったら
お呼び下さい」
詩織「ありがとう」
さすがに
お風呂の中までは入って来ず
詩織は一人ゆっくり、お風呂に入る事が
出来た
詩織「ふ~疲れた…」
広くて
大きな大浴場に一人
ゆっくりお風呂に浸かる詩織
こんな状態だったが一気に疲れが取れる
ような
そんな気分だった
詩織「…」
一人でのお風呂
しかし、そんな時間もそう長くは続かな
かった
何故なら…
詩織「…!?」
充「…」
詩織「ちょっ…ちょっと!?何で入って
来るんですか!?」
充「自分の家の風呂にいつ入ろうが俺の
勝手だろう」
詩織「それは…そうだけど…」