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お金の関係

第23章 対等



詩織「かわいい…」


何を買うわけでもなく
ただ街中をフラフラと歩いた詩織

休日という事もあり
街中はカップルや家族連れなどで賑わい
一人で歩いている自分が少し
寂しくなった


詩織「…電話…ううんダメ…」


充からの電話は
悲しい事に一度もない

二週間という
短期間の仕事の為
忙しいのかもしれないが電話くらい
電話は無理でもメールくらいはと思って
しまう


詩織「はぁっ…」


だけど
そう思いながらも
自分からは電話もメールも出来ない

充に迷惑をかけたくないから…


詩織「…お腹空いたな」


時刻はお昼
お腹も空いてきた為
一人でも入れる店でランチをする事にし
た詩織

だけどお昼という事もあり
途中で相席する事に


店員「すみません、相席お願い出来ます
か?」

詩織「はいっ、どうぞ」


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